この辺の説明が十分にないままに補聴器を購入すると「期待したほど聞こえない」となります。だからこそ早めに補聴器で脳に音の刺激を入れてあげることが必要になるのです。
そして最後は「補聴器は調整とトレーニングが必要である」ということです。
補聴器はつけてすぐ聞こえるようになるものではありません。調整しながら慣らしていくことで、雑音への意識が減り、聞きたい音(会話)に集中できるようになります。この慣れる調整期間として、だいたい3カ月は必要なのです。
以上の3つは、これから補聴器をつけようと考えている方にとってぜひとも押さえていただきたいポイント。これからもみなさんが求める、補聴器の情報をさまざまな形で発信し続けていきたいと思います。(おわり)
認知症を予防する補聴器のすべて