そこでタンパク質制限が指導されることになるのです。ここで覚えていただきたいのは「自己流でのタンパク質制限は非常に危険」だということ。タンパク質を制限した分、他の栄養素でカロリーを補うなどの工夫が必要なためです。必ず栄養士など専門家の指導のもとに行いましょう。
なお、慢性腎臓病の患者さんの食事療法の考え方とレシピを1冊にまとめた「腎臓病とわかったら最初に読む食事の本」(家の光協会)を出版しています。こちらではさらに詳しく、かつわかりやすく食事療法について説明しています。
健康長寿のカギは腎臓にあり