先の実験に倣うなら、自分の日常の中にいかにして「花の画像」を差し込んでいくか、が大事。無理のない程度に新しいことを知ったり、学んだり、始めたりすれば、脳時間を長く延ばせる。つまり、通り過ぎるような1日ではなく、長く感じられるような1日を過ごせるようになる。新しい情報を与えることが、とても重要なのです。
無理して「脳をフル回転!」させるのではなく、日頃からちょっとした新しい発見や好奇心を持つ。短く感じる脳は処理速度を速くすればいいわけですから、集中力を高めるためには、作業を簡略化、ルーティン化するといいでしょう。
「脳時間」をコントロールすることが、余裕のある1日をつくり出すのです。
◆本コラム待望の書籍化!
「『不安』があなたを強くする 逆説のストレス対処法」
堀田秀吾著(日刊現代・講談社 900円)
科学が証明!ストレス解消法