主に北アメリカ、フランスのブルターニュやノルマンディー、地中海西部が産地のロブスターはザリガニの仲間。大きなハサミが特徴で、淡水にいるザリガニと比べて海に生息している点が異なるため、味も違います。
一般的に出回っているロブスターはアメリカ大陸沿岸で取れる大ぶりのアメリカンロブスターと、ユーラシア大陸沿岸で取れる弾力のあるヨーロピアンオマールが主流でしょう。ロブスターは英語圏の呼び方で、フランス語ではオマールと呼ばれています。オマール海老という名前の方を聞き慣れている方もいるのでは?
近年、養殖も盛んとなり、年中食べられることが多いロブスターですが、アメリカンロブスターは年に2回、4~6月と12~1月、ヨーロピアンロブスターは6月が特に旬とされているそうです。旬の時期のロブスターは脂が乗っているうえ、身の締まりが良くおいしいと評判です。
時間栄養学と旬の食材