「医師の働き方改革」で従来の医療サービスを受けられない可能性も

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「医師の就労時間が制限されることで全体的な医療サービスの低下は避けられないでしょう。高度医療を提供する大学病院や都市部にある大規模な急性期病院はこれまでと同程度の医療を維持できると思われますが、中規模の病院や人口が多い割に病床数が少ない地域では難しいかもしれません。アルバイトで派遣されてくる医師も制限されることで人員不足が予想されますし、実際に、救急搬送の受け入れを制限したり診療体制を縮小する病院も出てきています」

 救急医療、とりわけ24時間体制の循環器救急を維持するには少なくとも8人の医師が必要だと試算されている。

 緊急の冠動脈カテーテル治療(PCI)を8人に満たない数人の医師で回している医療機関もあるが、いずれにしても救急医療の現場で人手不足が加速するのは間違いない。

■信頼できる主治医を持つ

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