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ゼノフォビア=外国人嫌悪はメンタルにも悪影響を与える

写真はイメージ(C)iStock

 「ゼノフォビア」という言葉、日本でも聞かれるようになってきました。厳密には、見知らぬ人や外国人に対する恐怖や憎悪を意味します。

 直近だとバイデン大統領が、日中印の成長を阻害している要因の1つが「外国人嫌悪」と発言してニュースになりました。

 確かに年間100万人もの移民を受け入れているアメリカは、少子化にもかかわらず人口増加を続けています。数だけでなく、世界を相手にするビジネスにとって、多様な働き手がすぐそこにいるのも大きなアドバンテージです。アメリカが経済的に一人勝ちしている理由はまさに移民です。

 ただアメリカに外国人嫌悪がないわけではありません。トランプ前大統領は根拠なく、移民を犯罪者扱いする発言を頻繁にしますが、これはゼノフォビアを助長しています。

 こうした嫌悪は差別にもつながります。特にアジア系移民やその子供たちは、アメリカ人なのによそ者「永遠の外国人」扱いされ、差別の対象になりやすいことで知られています。暴力をはじめとしたヘイトクライムの犠牲になったり、微妙な差別発言の積み重ね、マイクロアグレッションを受ける場合もあります。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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