親を要介護にさせたくない

親の主治医に自ら話を聞きに行こう…自分ひとりで病院へ

病院に通っているだけで満足していることも(C)日刊ゲンダイ

 最近、調子はどう? そう聞くと「大丈夫。ちゃんと薬を飲んでいるし、問題ないよ」。いつも親の答えは同じ。きっとどこの家でもこんな会話が繰り返されていることだろう。だが、ここで安心してはいけない。

 高齢の親は定期的に通っている病院があっても、病名はおろか、処方されている薬の名前や効果を理解していないことが多々ある。つまり通っているだけで満足し、日常生活の注意を聞き流している可能性があるからだ。持病を悪化させないよう、一度は家族として主治医に話を聞きに行くことをおススメしたい。

 方法は簡単だ。まず診察券番号と主治医名を確認し、病院に「自分が家族であること。親の健康状態をしっかり確認するためお話を聞きたい」と伝える。よほど大きな病院でもない限り、あっさりと予約が取れるはずだ。実際、筆者も自身の親や妻の親の主治医に、何度もこの方法でアポイントを取ったが、一度も拒否されたことがない。

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西内義雄

西内義雄

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

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