若林秀隆

若林秀隆

リハ栄養、サルコペニア、摂食嚥下障害を特に専門とする。日本リハビリテーション医学会指導医・専門医。

年をとったら「太る」を目指す

  • 嚥下障害や歩行障害の原因は薬の多剤併用にある

    嚥下障害や歩行障害の原因は薬の多剤併用にある

     近年、問題になっているのが薬の多剤併用(ポリファーマシー)です。多くの種類の医薬品が処方されていることで、特に高齢者によく見られます。加齢によって複数の病気を合併するこ...
  • 経口摂取が困難な場合「人工栄養」はやるべきか

    経口摂取が困難な場合「人工栄養」はやるべきか

     がんになると、健康な時のようには食事をできなくなることが多く、低栄養になりがちです。  抗がん剤や放射線などの治療を組み合わせてがんを治療して、寿命を延ばせられる可能...
  • リハビリによる低栄養を避けるポイント

    リハビリによる低栄養を避けるポイント

     リハビリをすると、エネルギーを消費します。何らかの病気や障害を抱えており、手足を動かしにくい状態でリハビリを行っている当事者には、足をわずかの高さ持ち上げ、前に動かすだ...
  • タンパク質制限を考えながら筋肉量アップ

    タンパク質制限を考えながら筋肉量アップ

     腎臓の機能が低下した慢性腎臓病は「20歳以上の成人の8人に1人いる」ともいわれ、新たな国民病として注目されています。高齢者に慢性腎臓病の方は少なくなく、現在の慢性腎臓病...
  • 椅子からのスクワットはフレイル対策に最適な運動

    椅子からのスクワットはフレイル対策に最適な運動

     高齢で食べる量が少なく、運動もあまりしないでいると、サルコペニアや骨粗しょう症を起こしやすくなります。サルコペニアで動かなくなると一層、骨粗しょう症やサルコペニアが進む...
  • 嚥下障害があればサルコペニアのチェックが必要

    嚥下障害があればサルコペニアのチェックが必要

     サルコペニアは、加齢、低活動、低栄養、疾患によって筋肉量が減少し、全身の筋力や身体機能の低下が起こることです。  以前この欄で、嚥下(えんげ)障害のある患者さんには、...

1 / 2 ページ

バックナンバー