低血糖で意識喪失 予想もしていなかった事態が起こった
僕はひとりで昼食の準備をしている最中、突如、床の上に昏倒して、推定5時間後に目覚めた経験がある。注射したインスリンが効きすぎて低血糖に至り、意識を喪失したのだった。...
1968年、東京生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年「ラス・マンチャス通信」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。糖尿病体験に基づく小説では「シュガーな俺」(06年)がある。