病院の前に…薬のプロ「薬剤師」を徹底活用する6ポイント

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

「トクホやサプリはなんとなく健康によさそうだぐらいの感覚で効果を意識せずにとっている方が多いので要注意です」

(5)喫煙、飲酒の有無

 喫煙や飲酒の程度によって、効果が変わる薬がある。本人だけでなく、家族に喫煙者がいる場合もしっかり知らせておく。たばこをやめた人も、いつから禁煙しているのかを伝える。

(6)仕事・生活のパターン

 朝起きて、昼は働き、夜に寝る。そんな一般的な生活パターンなら問題ないが、ずれている人はきちんと伝えておく。

「飲むと眠くなる薬は就寝前に飲むタイプが多い。しかし、夜勤をしている人の場合、それでは支障が出てしまうので、1日2回飲めばいい薬などで対応します。仕事や生活パターンによって食事を取るタイミングも変わってくるので、合った薬も変わってきます」

 ドラッグストアでも調剤薬局でも、いつも相談に行く「かかりつけ薬局」を決めておけば、情報が蓄積されてさらに的確なアドバイスをもらえるようになる。まずは、気軽に薬剤師に相談してみたい。

4 / 4 ページ

関連記事