「正しい寝正月」3つのポイントを意識して睡眠の歪みを直す

昼寝は明るい部屋で/(C)日刊ゲンダイ

「深部体温が最高になる時間帯に眠って体温を下げてしまうと、リズムが後ろにずれてしまいます。普段、朝6時に起床している人は、深部体温がピークに向かいつつある午後3時以降は仮眠をとらないようにしてください。不足している睡眠の絶対量を増やすために仮眠をとるなら、午後3時をリミットにする。これを心がけていれば、リズムは簡単に崩れません」

 明るい部屋で午後3時までなら、好きなだけ昼寝してもいい。

■最終日は午後8時までに夕食を済ませる

 それでもリズムが崩れてしまった人は、睡眠の歪みを「修正」したい。それには「食事」を利用する。人間は食事と食事の間=絶食している時間が最も長かった後の食事をきっかけに生体リズムをスタートさせる仕組みになっている。ほとんどの場合、夕食→朝食の間が最も長い絶食期間で、朝食をとった時点から自然と活動的になっていく。

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