6月に入ってスギ、ヒノキの花粉の飛散が終わり、花粉症によるくしゃみ、鼻水、鼻づまりからようやく解放されたという人も多いことでしょう。
しかし、もし、あなたが重症な花粉症でホントに困っているなら、いまから来年の花粉症対策を始めてはいかがでしょうか?
お勧めしたいのは根治が期待できるアレルギー免疫療法です。アレルギーの原因となるものを徐々に与えて、それに対する抵抗力をつけるという方法で、別名「減感作療法」といいます。鼻だけでなく目にも効きます。
減感作療法には皮下注射と薬の舌下投与の2通りの方法があります。皮下注射は痛みがありますが、舌下投与は口にアレルギーの素を含み、抵抗力を高めるだけ。苦痛はありません。舌下から吸収することで、アレルギー反応に深い関係のある免疫機能がある、あごの下の左右のリンパ節にエキスを届きやすくするのです。
耳鼻科の病気