しかし、ラーメン代には所得格差は認められません。いずれの所得層も、1万円から1万2000円ほど使っています。もちろん、あくまでも平均です。ラーメン好きなら、年間100杯(数万円~10万円)以上食べる人も珍しくないでしょう。
ちなみにハンバーガーについては、低所得者のほうがよく食べています。しかし金額的にはわずかで、年間4000円ほどにとどまっています(高所得者では2000円未満)。
外食費の中で、もっとも大きな比重を占めているのが飲酒代です。低所得層でも、年間7万数千円を使っています。年収600万円超の独身者では、実に13万円に達しています。
女性は外であまり飲まないと思われるので、男性独身者の飲酒代はこれよりもかなり高額になっているはずです。妻帯者の目には、まさに独身貴族の優雅な生活と映ります。
家計簿を見れば病気がわかる