知らなきゃ損!

メタボになりやすい職業が分かった

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 アナタの仕事は大丈夫?

 福島県立医科大学医学部衛生学・予防医学講座の日高友郎氏と福島哲仁氏らの研究で、メタボリックシンドロームになりやすい職業が判明した。

 全国健康保険協会のデータベースをもとに、12年に福島県内で健康診断を受診した35~75歳の会社員男女約12万人のデータを収集。質問票への回答から18の業種に分類した。

 その結果、メタボリックシンドロームの有病率は、男女を合わせると「運送業・郵便業」(25.7%)、「建設業」(21.0%)、「鉱業・採石業」(20.5%)が高かった。

 また、ウエスト周囲長の異常、高血圧、耐糖能異常、脂質異常症というメタボのリスク因子については、男性は「建設業」「運送業・郵便業」「学術研究、専門・技術」「協同組合」の業種ですべての有病率が高いことも分かった。

 これらの業種に従事している人は、日頃から生活習慣に注意したい。