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米国人の過半数が悩み 「大統領選ストレス」ってなんだ?

 実際、SNSを利用している人の54%がストレスあり。利用していない人の45%に比べ高くなっており、SNSに上がっている無数のニュースやビデオ、写真、さらに、それに関する議論・口論がストレスを高めているとコメントしています。感受性の強い若い世代は、余計にそういうものにハマりやすいということのようです。

 では、ストレス対策はどうすればいいのか?

 まず、SNSのニュース配信をやめるなどして24時間情報の中にいないようにする。家族、友達、同僚など、口論になりそうな相手との選挙の話は避ける。未来についてネガティブな気持ちになったら、ボランティアなど具体的な社会貢献をする。

 何より11月8日の選挙には投票に行く。投票することは立派な社会参加で、実は大きな達成なのだから、それを成し遂げた自分を褒めてあげる。米心理学協会はそんなアドバイスをしています。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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