“病は気から”の仕組み解明 引き金は脳内の微小炎症だった

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 逆にストレスがなく、ストレスに反応する交感神経が活発に働いていない状態では、脳内への病原T細胞の集積や微小炎症が起きないことも分かった。

 病原T細胞の有無は人によって異なる。研究チームは血液検査で病原T細胞を調べることにより、ストレスによる疾患や突然死のリスクを予測できる可能性があるとしている。

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