外科医が半減すれば、待ち期間は当然もっと長くなります。
肺がんは2カ月、大腸がんなら3カ月以上も待たされることになるでしょう。働き方改革で医師の勤務時間に制限がかかれば、待ち期間はさらに長くなるはずです。待っているうちに手遅れになることもありそうです。
完全自動のロボット手術はまだまだ先の話。個人レベルでの病気の予防と、健康維持の重要性が増しています。
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永田宏
長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。