また5年生存率は、代替医療を受けた人で82・2%、標準がん治療を受けた人では86・6%と、補完代替医療を受けた人で、統計学的に意味のある水準で低いことが示されました。さらに補完代替医療を選択した人では、死亡リスクも1・4倍多い傾向が示されました。
特に外科手術などは生命予後に大きな影響をもたらすケースも多く、補完代替医療の安易な選択はリスクを伴うということに注意が必要かもしれません。
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