そこで眠れるようにと酒量を増やし、深酒になる頻度が増えました。ところが後で医師や看護師に指摘されて知るのですが、過度のアルコールは睡眠の質を下げます。私自身も、お酒をたくさん飲むと入眠はすんなりできたものの、眠りが浅くなり、何度も目を覚ますようになりました。
更年期に起こる睡眠不足は、脳の休息を不十分にしてしまいます。エストロゲンの分泌指令は脳が行っているので、エストロゲン分泌の減少の加速につながり、体の不調の悪化も招きかねません。さらに多量のアルコール摂取は、深刻な飲酒習慣につながることも。
婦人科で相談した看護師さんの話によると、更年期に飲酒量が増えたり、イライラなどを抑えるために、たばこの本数が増える患者さんは少なからずいるようです。更年期以降の嗜好品は、普段より量が増えないように注意しましょう。
更年期を知って夫婦円満