米国在住の50代の日本人女性Aさんが乳がんを宣告され、治療に奔走する話の続きです。ようやく、定評がある地域の病院で、がん検診の再検査を受けられることになったAさんでしたが、そのあとがまた大変でした。
再検査担当の医師が実施したマンモグラフィーで悪性の疑いがあり、悪性度を調べる組織検査を追加されました。その結果、手術が必要だということになり、今度は担当医から乳腺外科医を紹介され、その話し合いでようやく治療方針が決まりました。精密検査の造影MRIを自ら手続きし、結果もウェブで自ら確認しました。先生方の連携がちゃんとしているか見えないので自分でどんどん動かなくてはいけません。どうやら治療が必要そうなので、乳腺外科医の先生の連絡を待っていましたが、連絡は一向に来ない。ここはきっとうかうかしてはいられないのだと勘が働き、自分から外科医に電話し、手術を予約しました。
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