帯状疱疹ワクチンの驚きの効果 頭痛が起こらなくなった

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 なお、帯状疱疹ウイルスは水ぼうそうのウイルスと同じ。子供の時にかかって治っても神経節に潜在しており、免疫力低下などで増殖し再活性化して神経痛や皮疹などの症状を出す。また、子供の頃に水ぼうそうのワクチンを打った人は、20~30歳くらいでその効果が薄れてきている可能性が大きいので、病院で抗体価のチェックをした上でワクチン接種を検討してみては。

■群発頭痛とは

 明らかな基礎疾患のない慢性頭痛を「一次性頭痛」といい、主に緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛がある。群発頭痛は、頭の片側や目の奥の辺りに、のた打ちまわるような激痛が起こり、目の充血、涙や鼻水が止まらなくなる。症状が出始めると1~2カ月間、連日連夜、約1~2時間ぐらい症状が出る。鎮痛薬は効かず、「トリプタン」の自己注射や酸素吸入で対処する。

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