コロナワクチン接種で「不正出血」が起こる? 専門家に聞いた

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「ワクチン接種後、発熱や体調不良が起こることは報告されており、これらの体の変化やストレスで不正出血が起こっていることも考えられます」(柴田医長=以下同)

 ほとんどの不正出血は、1カ月ほどで自然に治る。また、ワクチンの成分は卵巣に蓄積することはなく、不正出血や月経異常で不妊症のリスクは上がらない。だから、「関係が不明」の現時点で、ワクチン接種後の不正出血を過度に心配する必要はない。ただし、ワクチン接種後、次のようなことがあったら注意だ。

【不正出血の量が多い】

「生理2日目のような出血量が2、3日続いている場合や、レバーのような血の塊が何個も出る場合は、貧血を起こしてしまうかもしれないので、近くの婦人科や内科を受診してください」

【生理が止まった】

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