コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

のどの動きを可視化する「嚥下運動モニター」 言語聴覚士と情報共有

嚥下障害があると誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが

 トレーニングアプリは、嚥下訓練時の波形を表示する。訓練では嚥下機能の強化のために、嚥下したときに、のどぼとけを最も高い位置に保つ「喉頭挙上訓練」を行う。どれくらい喉頭が上がり、維持できているかが波形で分かるのだ。

「過去の結果データは、すべて記録され患者さんとSTが共有できます。それによってSTは指導しやすくなり、患者さんは納得して訓練に取り組めるので、モチベーション向上が期待できます」 B4Sには一般家庭向けはなく、医療・介護施設向けの製品になる。

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