腰痛のクスリと正しくつきあう

アセトアミノフェン 安全性は高いが使い過ぎると肝障害のリスク

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 アセトアミノフェンは、現在は1日に最大4000ミリグラムまで使用することが可能ですが、総量1500ミリグラムを超える高用量を続ける場合は肝臓に負担がかかるとされ、定期的な肝機能検査を行うなどの注意が必要です。

 アセトアミノフェンは市販の総合感冒薬にも含まれているケースもあります。アセトアミノフェンのほかにも使用している医薬品があって不安な方は、薬剤師に相談してください。

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池田和彦

池田和彦

1973年、広島県広島市生まれ。第一薬科大学薬学部薬剤学科卒。広島佐伯薬剤師会会長。広島市立学校薬剤師、広島市地域ケアマネジメント会議委員などを兼務。新型コロナワクチンの集団接種業務をはじめ、公衆衛生に関する職務にも携わる。

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