前立腺がんを早期発見するために、知っておきたいことは次の通りだ。
■自覚症状に頼っていてはいけない
何らかの症状が出てくるのは進行してから。
「前立腺がんの早期発見のためには、前立腺から出されるタンパク質、PSA(前立腺特異抗原)の数値を測定するPSA検査を受けるしかありません。PSA検診で発見された場合と、症状があって病院で診断された場合とでは、進行度、生存率に大きく差があることが研究でわかっています。後者の方が進行がんで、生存率も低い」
PSA検査は採血でできる。
■PSA検査は50歳代から受ける
前立腺がんの患者数は50歳を越えると急激に増加する。