調査の結果、全体の41.6%にあたる721人が、9つの質問のうち少なくとも1つで不誠実な行動をしていました。具体的には、実際よりも多くの感染予防行動をしているとウソをついた経験のある人が24.3%、新型コロナウイルスの感染が判明した後にもかかわらず自宅隔離を守らなかった経験のある人が22.5%、新型コロナウイルスに感染している可能性があると思ったにもかかわらず検査を避けた経験のある人が21.0%でした。一連の行動理由として、「普段通りの生活をしたかった」や「個人の自由を行使したかった」などが挙げられています。
論文著者らは「感染対策に関するウソの報告や不誠実な行動が広く浸透しており、感染予防策の有効性が損なわれている可能性がある」と指摘しています。
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