カリウムが豊富なメロン 皮までおいしく食べ尽くしたい

メロン

　フリーペーパー「果報　メロンとロマン」が面白い。

　発行元は、東京・神楽坂にある「果房　メロンとロマン」。青森県つがる市が運営する日本初のメロン専門工房だ。つがる市は青森県内の７割以上のメロン生産量を誇る地域で、そんなことからさまざまなメロン料理を食べられる店が立ち上がったわけだが、ここで扱っているメロンはつがる市産だけにあらず。「果房　メロンとロマン」に来れば、ひと言でメロンと言っても、国内外にはいろいろな模様の、形の、味のメロンがあるのだな、ということを知ることができる。

　そんなメロン専門工房が発行するフリーペーパーだから、メロンに関する情報がぎっしり。今年１月に０号（創刊号）、３月に１号が発行されたのだが、１号で特に興味深かったのが、「めろん研（「めろん“なんでもやってみる！”研究所」の略）」のページ。「メロン×居酒屋」をテーマに、メロンのフローズンメロンサワー、メロンの皮のぬか漬け、メロンの種のローストがレシピ付きで紹介されているのだ。これは、やってみたい！

　メロンは、高血圧やむくみを予防するカリウムという成分が豊富。血液をサラサラにするアデノシンという成分も含まれている。

　高級な果物だから日常的にはなかなか食べられないかもしれないが、だからこそ、メロンを１個手に入れたら、実はもちろん、皮も種も余すことなく使い切りたい。

「めろん研」によれば、メロンの皮のぬか漬けは「うめーろん」らしいです。

※「果房　メロンとロマン」の営業時間はコロナの影響で変動あり