健康に暮らすための医療関係者おすすめ「ヘルスケア商品」(上)

多機能眼鏡フレーム「iFIT 3WAY MULTI GLASSES」
多機能眼鏡フレーム「iFIT 3WAY MULTI GLASSES」(内田屋提供)

 ゆったり、元気にストレスなしで暮らすには多機能なメガネ、エビデンスのあるサプリメントを使うのも手だ。医療関係者から聞いたおすすめ商品を紹介しよう。(値段は希望価格)

■多機能メガネ

 普段はおしゃれメガネとして、花粉、黄砂、ドライアイなどが気になる季節にはフード付き。そして外出時にはマグネットで遮光レンズを装着しサングラスとして使える。そんな多機能メガネフレームが「iFIT 3WAY MULTI GLASSES」(内田屋・税込み1万1000円)。

 シーンごとにメガネの使い分けをしたいと思っていても、何本も買い揃えるにはフトコロが寂しいという人にとってはおすすめだ。一部眼鏡店で販売。

サンテ ルタックス20V
サンテ ルタックス20V(C)日刊ゲンダイ

■加齢黄斑変性症のサプリメント

 途中失明を引き起こす第4位の目の病気が加齢黄斑変性。加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、視力が低下する。この病気の予防法として、禁煙、食事と共に挙げられているのが、ビタミンC、Eと並び、βカロテンや亜鉛などを含んだサプリメントだ。

 2001年発表の「AREDS1」、13年に発表の「AREDS2」と呼ばれる2つのアメリカでの大規模研究などで、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅、ルテイン、ゼアキサンチンの組み合わせにより、加齢黄斑変性の発症頻度を下げることができることが実証された。このAREDS2の配合に近いサプリが発売されている。「サンテ ルタックス20V」(参天製薬・税込み4968円)もそのひとつ。

■お風呂用メガネ

 強い近視などで普段からメガネを手放せない人が困るのがお風呂。自宅なら問題ないが、旅行先などで初めて入るお風呂では「周りがよく見えないので不安」という人も多いはず。

 かといって、普段使いのメガネをかけたまま入浴すると、メガネに大きなダメージとなる。プラスチック製のレンズの表面は汚れや反射を防ぐコーティングが施されているが、お風呂の熱で膨張してひび割れたり、はがれたりする。金属製のフレームではさびができたり、変色・変形することもある。

 そんなときに便利なのがお風呂用メガネ。愛眼の「AIGAN FORゆⅡ」はレンズもフレームもポリカーボネート製で、耐衝撃性や耐久性、透明度に優れ、熱に強い。金属を一切使っていないのでさびる心配はない。しかも度入りだから見えやすい。フレームはボストンタイプなので男女とも使いやすい。近視から遠視まで8種類あり、価格は通常は税込み3300円、近視の度数が高い人は同4400円。

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