今日何食べる?

青森・佐井村で新鮮ピチピチのソイの刺し身を堪能した

ソイの刺し身
ソイの刺し身(C)PIXTA

 コロナのためにずっと行けなかった青森県・佐井村へ先日行ってきた。最初に訪れた2018年以来、10回目くらいだろうか。

 いつも良くしてくださる方が朝4時、昼2時と1日2回、釣りへ連れて行ってくれた。釣り経験ほぼなし。しかし、お腹がぷっくり膨れたソイが釣れた! 人生初! 佐井村で最も印象に残っていることのひとつだ。

 その夜、漁協の方や漁師さんが集まり、ソイを刺し身と鍋にして振る舞ってくれた。刺し身は身がコリコリ、鍋は身がホロホロ。鍋のおダシも素晴らしい。

 ソイとともに心を奪われたのが、ホヤ。ホヤはかつては好きでも嫌いでもなかったのだが、佐井村で食べて以来、大好物に。それを知っている佐井村の方が、山盛りのホヤを出してくれた。ミネラルやビタミン豊富で、疲労回復や集中力を高める効果があるといわれるグリコーゲンも多いホヤ。

「まだホヤの旬じゃない。7月になったら、色も鮮やかで、身も大きく、味ももっと良くなる(本当は下北弁だが、大阪人の記者は再現できない)」と漁師さん。

 ええっ、今のホヤも十分においしいのに!? ホヤの季節に再訪しようと、即座に決めた。

 佐井村は今、古民家を改装したワーキングスペース(3時間500円、1日1000円)ができていて、テレワークもバッチリできる環境が整っている。8月まではウニもおいしい。みなさんも佐井村へどうですか? (和)

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