今日何食べる?

「商館味坊」のウリは羊肉串と餃子の概念を打ち破る“シン餃子”

羊肉串(写真はイメージ)
羊肉串(写真はイメージ)

 中国地方の珍しい地方料理や羊肉料理を提供してきたということで「外食アワード2022」に選ばれた梁宝璋さん。「神田味坊」や「羊香味坊」「老酒舗」など個性あふれるガチ中華店を展開してきた梁さんが、7月6日に、都内11店舗目となる「商館味坊」を人形町にオープンした。

「味坊といえば羊肉串。商館味坊では、さまざまな部位の羊肉串を、焼き肉のように気軽に楽しめます」(梁さん=以下同)

 メニューを見ると、ラムカタバラ、ラムショルダー、ラムレッグ、ラムネック、ラムヒレ、マトン肩ロース、羊テール、ラムチョップ。産地はオーストラリア、アイスランド、ウェールズ、ニュージーランド、フランスで、不定期で変更。ショルダーをオーストラリア産とフランス産で食べ比べ……なんてこともできる、かもしれない。

 もう一つの特徴が“シン餃子”。

「日本には、各地に旬のおいしいものがある。それらを包む、従来の概念を超えた餃子をお客さんに届けたい。そんな思いから“シン餃子”と名付けました」

 訪れたその日にいただいたのは「羊肉とパクチー」「豚肉と明日葉」。ちなみに、中国では餃子に醤油は付けない。「黒酢で食べてくださいね」とのこと。

 店は「エムズクロス人形町」の4階にあり、窓から道行く人を眺めながら飲むのはサイコー。料理は1人でもサクッとつまめる量。仕事帰りに、軽く飲んでつまんでボーッと過ごせば、その日の疲れは全部すっ飛ぶこと間違いなし。

 (和)

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