アスリートが通う整骨院 鍼&手技で疲れ目と腰痛スッキリ

「もみじはりきゅう整骨院」の飯田淳司院長(左はリオ五輪マラソンでの猫ひろし)
「もみじはりきゅう整骨院」の飯田淳司院長(左はリオ五輪マラソンでの猫ひろし)/(C)JMPA

 毎日の仕事や生活で疲れがたまる。首や肩が凝ったり、腰が痛くなったり。そんな不調は、早いうちにリセットした方がいい。そんな中、慢性的な腰痛を抱える記者は耳寄り情報を入手。アスリートが体のケアに通う整骨院に突撃して、実際に施術を受けた。

 その整骨院は、東京・門前仲町にある「もみじはりきゅう整骨院」。飯田淳司院長の元には、リオ五輪男子マラソンに出場した猫ひろしやプロレスラーのミノワマン、格闘家の濱村健、釜谷真らも訪れるという。アスリートの“駆け込み寺”だ。料金は初診料のほか施術代込みで45分6500円と手ごろ。そんなにすごいのか。

 訪れた日は、原稿執筆が続いていたせいか、目がかすみ、首がパンパンに。腰も重く、前かがみや腰を後ろに倒すのもつらかった。そんな症状を伝えると、「この体の状態なら鍼が効果的。打ってみましょうか。うつぶせになってください」という。えっ、鍼?

「目がショボショボするのは、『風池』『天柱』など頭のツボがガチガチになっているせいです。それらのほか、背骨側の肩甲骨の際にある『肩外兪』というツボなどの緊張を鍼で緩めると楽になります」

 手際よく鍼を刺される。尻の大臀筋や中臀筋、太ももの大腿筋膜張筋にも刺されたほか、腰の周辺にも左右5カ所ずつ。それでも痛みはなく、眠気を感じた。

 そうしているうちに鍼が終わって、マッサージへ。うつぶせのままカエルみたいに右ひざを横にひょいと抱えられ、大臀筋や中臀筋を刺激するようにグイグイ。痛みは一瞬で、すぐに気持ちよくなる。続いてあおむけになって、股関節から脚全体をゆっくり施術される(写真)。終わると、重かった腰がスッと軽くなっていた。

「今回は症状がある部位を中心に直接、施術しましたが、痛みとは関係ないところに原因があるケースもあります。たとえば、デスクワークの方だと、マウスの使用に伴う首凝りです」(飯田氏)

 あれだけつらかった目のかすみも首も、シャキッとした。猫ひろしが1週間通しで施術を受けるというのも納得だ。

東京都江東区富岡1-7-1 [電話]03・3630・5166(予約不可)

関連記事