こうしたプロセスに関係なく高齢者は、震災で心に大きな傷を負ったまま、うつうつと過ごすのです。都会でテレビニュースを見ていると「建物等の物的被害が多い割に人的被害が少ない」と胸をなでおろしている人もいるでしょう。しかし、今回の震災で大きな精神的被害を受けた高齢者のために払う犠牲は、大きく、その期間は長期にならざるを得ません。そのことを都市生活者は覚悟しておかなくてはなりません。
病院は本日も大騒ぎ