解析の結果、6カ月時点での睡眠時間は、標準導入グループに比べて、早期導入グループで一晩あたり16・6分、統計的にも有意に長いことが示されました。一晩あたりの覚醒頻度は、標準導入グループで2・01回だったのに対し、早期導入グループは1・74回でした。さらに母親の深刻な睡眠関連問題は早期導入グループに比べ、標準導入グループで1・8倍多いという結果でした。
早期の離乳食開始の是非については、専門家の間でも意見は分かれており、「小児肥満のリスクにつながるのではないか」との指摘もあるようです。この研究結果は、先行研究の二次的な解析のため、現時点では仮説として捉えておく方が無難かもしれません。
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