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優良食品「MISO」に改めて注目! 和食ブームで輸出が好調

大豆タンパク質は発酵する過程で分解され吸収されやすくなる

 これほど優れた食品なのだが、みそメーカーの出荷状況を見るかぎり、国内においては消費の増加傾向は見られない。自然食派による手作りの増加も考えられるが、いずれにせよ改めて優良食品であるみそに注目してみてはどうだろうか。国内、国外を問わずダシ素材としてカツオ節や昆布を使いはじめたフレンチやイタリアンの料理人のなかには、調味料としてみそを使う人も少なくない。

 中高年世代は塩分の取り過ぎを気にしてみそを敬遠する傾向もあるが、同じ「満足できる塩気」でも、塩に比べてみそは風味に富む分、塩分摂取量ははるかに少なくてすむ。

 巣ごもりの年末年始、みそ料理で腸内環境を整えてはいかが。

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