コロナ第6波に備える最新知識

10代のワクチン副反応を考える モデルナはファイザーの2倍強

新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける10代男子(C)共同通信社

 これに対する副反応は2674件(P:1967件、M:707件、A:0件)だ。よって、10代の副反応報告率は全体で0.000212%、Pは0.000183%、Mは0.000375%。モデルナ社製はファイザー社製の2倍多いことがわかる。

 男女別ではどうか? 男女別の推計接種回数はPは男性542万9102回、女性526万4740回、不明4439回、Mは男性95万6666回、女性92万1410回、不明5740回。副反応件数は、P:男性854人、女性1081人、M:同332人、同374人。副反応率はP男性で0.000157%、P女性で0.000205%、M男性で0.000347%、M女性で0.000405%となる。つまり、ファイザー社製の男性に比べてモデルナ社製の女性は約2.58倍、副反応率が高いということになる。では、15歳以上と未満ではどうか?

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