「正月の眼精疲労」には5つの原因がある…あなたはどのタイプ?

ついつい遅くまで…(写真はイメージ)/(C)PIXTA

 年末年始は、オールナイトでテレビを観たり、朝からお笑い特番を“ハシゴ”して、目を酷使し続けている人も多いのではないか。さすがに目が疲れて痛い、肩が凝る、調子が悪い……という人もいるだろう。ひと口に「目の疲れ」といっても、その原因にはいくつかのタイプがある。自由が丘清沢眼科(東京・目黒区)の清澤源弘院長にその対策を聞いた。

「目が疲れたと感じたら、まずはぼんやりと遠くを眺め、意識的に瞬きをする、しばらく目の周りを蒸したタオルなどで温めて血行を改善したり、逆に冷やして充血を抑えたり、光を遮断するなどして目の周りの筋肉をリラックスさせることが大切です。ドライアイ用の目薬を使ったり、空調の風が直接目に当たらない場所に移動するのも良いでしょう」

 眼精疲労の解消にはビタミンB群が良いとされる。たとえば、ビタミンB12は別名「赤いビタミン」と呼ばれ、血液をつくる造血作用があると言われる。抹消神経を構成する核酸やリン脂質を増加させる働きがあり、神経の修復作用もある。ビタミンB1は視神経の活性化、ビタミンB6は水晶体などの細胞の新陳代謝のサポート、B2は目の粘膜保護など、ビタミンB群は目の働きを良くすると言われている。ほかにもタウリン、アントシアニンなどは毛様体筋などに効果があるとされている。

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