今日何食べる?

青森県佐井村のホヤに湯河原・飛田柑橘園のフレーバーオイルをたらり

ホヤの塩辛(C)PIXTA

 大好物のホヤを、青森県佐井村でお世話になっている方が今年も送ってくれた。発泡スチロールを開けると、ぷっくりしたホヤが30個ほど。ありがたや、ありがたや。

 30個のホヤも一気に食べられるくらいホヤ好きだが、一晩で食べてしまうとあまりにもったいないので、今回もバター焼き、塩辛、ガーリック炒めなどいくつか調理をしてみた。ホヤのパスタ、ホヤの炊き込みご飯、ホヤのグラタンなども作ってみようかと思ったが、「ホヤは、ホヤだけで食べたい。その方が好み」と強く主張する家人に負けて、除外。

 個人的にはホヤは刺し身が一番。次いで気に入っているのは、ホヤに塩を振りしばらく置いたものを、加熱してアルコールを飛ばした日本酒に数日漬けた塩辛。これは例年作るのだが、今回は湯河原門川地区の農家「飛田柑橘園」が作るフレーバーオイル(甘夏)をかけていただいた。これがもう、「白ワインもう一杯!」的な魅力あふれる一品。なお、飛田柑橘園のフレーバーオイルは「甘夏」のほか、レモン、ユズ、イヨカン、セトカ、ダイダイなど年間20~25種類展開しており、いずれもおすすめ。

 ホヤは現代人に不足しがちなビタミン、ミネラル豊富で、疲労回復にいいといわれるグリコーゲンがカキの約2倍。認知症対策の注目成分プラズマローゲン、DHA、EPAも多い。そして、低カロリーで低コレステロール。旬は8月までなので、ホヤライフを存分に楽しんで!(和)

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