肩の人工関節置換術の適応となるのは、肩の軟骨がすり減る変形性肩関節症、肩の腱が断裂し肩関節の骨の変形も進行する腱板断裂性変形性肩関節症、上腕骨の重度の骨折、骨折後の変形治癒(骨折治療後の経過が芳しくない状態)などが挙げられます。
肩の症状を訴える中で変形性肩関節症を有する方は多く見積もって17%が変形性肩関節症といわれています(小林医師報告、群馬)。その中で年間5000人くらいしか肩の人工関節置換術を受けられていません。これはまだまだ人工肩関節置換術のメリットが周知されていないからかもしれません。
人工肩関節置換術でどのような改善がみられるのか? デメリットとともに、次週以降お伝えします。
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