科学が証明!ストレス解消法

目標は小さくていい…数多く積み重ねることがやる気アップにつながる

上司や同僚からのフィードバックがあると…

「今日はこの資料を完成させる!」など、毎日小さくてもいいのでタスクを目標にすれば、年間何十回、何百回と成功体験を積み重ねられます。脳の報酬系が何度も刺激され、ものすごく人間のモチベーションを向上させられます。大きなプロジェクトのゴールを目標にしてしまったら、適切な仕事ができていたとしても、成功体験は1年に1回あるかないかです。手応えは、多いに越したことはありません。

 モチベーションは、仕事の大小ではなく、自分次第。コミュニケーションを取りながら、小さな成功体験を生み出せる仕組みをつくる。それこそが、自分の精神衛生をブラッシュアップさせる秘訣です。


◆本コラム待望の書籍化!

『不安』があなたを強くする 逆説のストレス対処法
堀田秀吾著(日刊現代・講談社 900円)

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堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

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