その結果、うつ症状のある人は、通勤時間が30分未満の人と比べて、通勤時間が60分以上だった人で16%多いことが分かりました。ただし、通勤時間が31~59分の人では、うつ症状の増加は認められませんでした。
論文著者らは「長い通勤時間はうつ症状と関連していたが、さまざまな生活状況が通勤者の精神的健康に影響を与えるため、うつ病リスクの軽減には、通勤状態に合わせた個別のアプローチが重要である」と結論しています。
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