潰瘍は痛みが出ると思われていますが、解熱鎮痛薬を服用していると、痛み止めの作用によってその痛みは隠されてしまいます。そのため、痛みがないのに、突然、吐血や下血することがあるのです。
また、解熱鎮痛薬を使用すると、潰瘍発症のリスクが19・4倍になるというデータもあります。胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐き気、胃痛、便が黒くなるなどの症状が表れた場合、すぐに医師や薬剤師に相談してください。
身近な薬の落とし穴