その結果、同居する兄弟がいない子供では、そうでない子供に比べて8歳以上で肥満のリスクが統計的にも有意に増加することが示されました。特にリスクが高かったのは、男児では11歳で1・87倍、女児では10歳で1・75倍でした。また、祖父母と同居している子供では、そうでない子供に比べて5歳半以上で肥満のリスクが統計的にも有意に増加することが示されました。特にリスクが高かったのは、男児では13歳で1・54倍、女児では11歳で1・51倍でした。
この研究では、子供の生活習慣改善においては、成長に伴う家族構成の変化を考慮することも重要であると結論されています。
役に立つオモシロ医学論文