いまさら聞けない歯科インプラント

本当に怖いのか?<2> 気がついたら終わっていたは本当か

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 ちなみに、インプラントは「インプラント体」(人工歯根=歯槽骨に埋入する主にチタンで作られたねじのような部分)、「支台」(アバットメント=インプラント体と人工歯冠をつなぐ部品)、「上部構造」(人工歯冠=歯冠部分)の3つからなる。

 治療は、問診・口腔内検査、治療計画・治療費の説明が行われ、患者の同意が得られれば、後日インプラント体の埋入を行う。インプラント体が顎の骨に密着したことを確認した数カ月後に支台を装着、上部構造をつけて完了。その後は数カ月に1度のペースで定期検査を行う。この間、通院は5~8回程度が一般的だという。

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