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朝型と夜型で違う 「早寝早起き」は本当に体にいいのか?

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 早寝早起きは三文の徳といわれますが、早寝早起きが悪影響を及ぼす人もおり、万人にとって良いことではありません。

 朝型と夜型、睡眠時間の長短は個性。朝型の人は午前中に調子がよく、夜型の人は夕方くらいから徐々に調子が上がってきます。夜型の人が学校や社会などで強制され、無理して早起きした結果、その分だけ寝不足になって体に負担がかかり、体調が悪くなることもあります。フレックスタイム制の仕事を選ぶなどすれば過ごしやすいでしょう。

 自分は朝型か夜型か? 起きてから寝るまでの十数時間の中で、起床から4~5時間の間に仕事の能率が良いという人は朝型。夕方すぎに調子が良くなる人は夜型と判断していいでしょう。

 また、睡眠不足は大きな問題。インスリンの分泌量が低下し血糖値が上がったり、夜間に血圧が上がったりと、体へさまざまな負担が生じます。

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