なお、良好な健康状態とは、①慢性的な持病がないこと②認知機能障害がないこと③身体機能が良好であることの3つを満たすものと定義されています。また、結果に影響しうる年齢、性別、婚姻状況、教育水準などの因子で統計的に補正をして解析されました。
その結果、最も楽観的であった人では、最も楽観的でない人に比べて、良好な健康状態を維持できる可能性が24%、統計的にも有意に増加することが示されました。もちろん、楽観的な性格が直接的に健康に影響しているというよりは、楽観的な人が、より健康に良い行動を好んでいただけかもしれません。とはいえ、適度なポジティブさを身に付けることが、心身ともに若々しくいるためのポイントかもしれません。
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