一方ニューヨークでは感染率が1%を割っているため、9月からは教室での授業とオンラインを組み合わせたハイブリッド方式を採用すると決めていました。約75%の生徒がこの方式を選択、残り25%がオンラインだけの授業を希望していて、それぞれ希望通りの授業を受けられることになっています。
しかし先生たちの間では、防護用品の準備や検査体制が不十分な中、自分や家族を感染の危険にさらしてまで教室での授業をやりたくないという声が高まっています。辞職者も出ており、教員組合ではストライキも辞さないと抵抗しています。
そこにこの研究結果が出たため、計画されていた「検温」など症状のある子供の隔離だけでは十分でないとの声が強くなっています。今後新学期の授業をどうするのか、厳しい選択を迫られそうです。
ニューヨークからお届けします。