調査の結果、父親の育児時間(中央値)は平日2時間、休日6時間でした。育児に対する父親の関わりについて、妻による夫の評価と夫の自己評価、双方が関わっていると認識していたのは83.9%。逆に夫婦双方が関わっていないと認識していたのは2.6%でした。また、夫自身は関わっていると認識していた一方で、妻による夫の評価では関わっていないと認識していたのは8.4%、その逆に妻は関わっていると認識し、夫自身は関わっていないと認識していたのは5.1%でした。
この研究ではまた、育児に対する父親の関わりについて、夫婦双方が関わっていると認識していた場合と比べて、夫自身は関わっていると認識し、妻による夫の評価では関わっていないと認識していた場合では、母親の精神状態の悪化と関連していたことが分かりました。
役に立つオモシロ医学論文