調査の結果、3287品目の食品のうち、温室効果ガスの発生原因として特定された食品は3233品目(98%)でした。食事に関連して排出される温室効果ガスは、肉類が最多で32%を占め、次いでお茶やコーヒー、アルコール類などの飲料が15%、乳製品が14%となっています。
また、温室効果ガスの排出量は野菜を主とする食習慣の人(ベジタリアン)と比べて、そうでない人(非ベジタリアン)で59%、女性に比べて男性で41%、統計学的にも有意に多いことも分かりました。論文著者らは「環境的に持続可能な食事を推進する政策においては、植物由来の食事に関心を向けるべき」と結論しています。
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