糖尿病で腎臓が悪くなったら眼科医の受診を検討すべし…欧米の生物医学専門紙に掲載

いずれも相関関係がある

 このことから糖尿病腎症の病期は糖尿病網膜症や糖尿病黄斑浮腫の発症に相関があり、腎機能の低下は糖尿病網膜症の発症に関係することがわかったという。論文執筆者の鈴木幸久医師は、「糖尿病になると目の病気を合併しやすいことは知られていますが、糖尿病患者の多くは内科にしか通院しない人が多いため、糖尿病網膜症を見落としがちです。本研究では糖尿病腎症と糖尿病網膜症は並行して進行することを示唆しています。糖尿病と診断された人は、内科と同時に眼科を受診すべきであり、とくに腎機能が落ちた人は早急に眼科医を受診することを強くおすすめします」としている。

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