患者に聞け

狭心症(5)「毎晩、妻とビール2本の晩酌は継続しています」

妻とビールでの晩酌は継続中

「この治療から3カ月が過ぎましたが、症状に別条はありません。晩酌はほとんど毎晩で、妻と2人で缶ビールを2本ぐらいです。朝から酒を一升ほど飲んで体を壊した父を見ていましたから、酒には注意しています」(東海林さん)

 東海林さんの妻は、夫の健康を心配するあまり、食事にはことのほかうるさくなったという。

「退院後、妻が作る味噌汁はほとんど塩味がなくなり、これには困りました。それでも妻の目を盗み、ちょっと味噌汁に醤油を入れたりしていますが」

 東海林さんは胸のあたりを軽く押さえながら、ニコッと笑顔を見せた。(この項おわり)

2 / 2 ページ

関連記事